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SWテスト ライティングの攻略

続いてライティング編の対策をご紹介します。

☆Eメール表現集
ふだんお仕事でEメールを書く方は特に必要ないと思いますが,そうでない方は1冊入手して定型表現を覚えておくといいでしょう。

English-test.net
ライティング最大の難関である最後のエッセイ問題は,とにかく数をこなすことが必要です。とはいえ,独学でやっていると書くテーマもなくなってくるし,模範例がわからないのでどのように表現を改善すればいいか分かりにくいですよね。このサイトはエッセイライティングが必要な学習者が自分のエッセイを投稿し,それを英語ネイティブのボランティアが添削してくれるところ。私は投稿はしませんでしたが,まず投稿されているエッセイと同じテーマで書いてみて,その後投稿されているエッセイをよく読んでいい表現を盗む,というやり方で利用していました。

それでは,問題別の攻略法について。

[写真描写問題]
写真と2つの単語が提示されていて,写真の内容に合った英文を作成する問題です。この問題のコツはとにかく文を短く書くこと。そうすればミスも出にくいですしね。短文だからと言って減点されることはありません。

[Eメール作成問題]
日頃英語のEメールを書く機会がある方でも,意外と書く内容が決まっていたりしないでしょうか? 私の場合だと,依頼のメールを書く機会はときどきあるのですが,クレーム,値段交渉,仕事への応募に関するメールにはあまり縁がありません。そこで,Eメール表現集を1冊図書館で借りてきて,クレームや値段交渉に関する表現を中心に覚えました。
また,本番ではEメールを作成する際に「質問を3ついれること」「クレームの根拠を3つ書くこと」などと条件がつくのですが,必死で書いていると案外この条件を含めるのを忘れがち。最後にしっかりチェックしましょう。

[意見を記述する問題]
30分で300語以上の記述が必要とされるエッセイ記述問題です。@結論,A理由1,B理由2,C反対意見,D結論の反復が代表的なフォーマットだと思いますが,必ずしもこれでないといけないわけではないようです。@賛成意見と反対意見,A賛成意見の論拠,B反対意見の論拠,C結論(自分はどちらを支持するか)などもあります。
30分で300語ということは,最初の5分で構成を組み立て,残りの25分で表現なども特につっかえることなくすらすら書かないと書き終わらないスピードです。ただ,完成していなくてもそれほど減点されることはなさそうなので(私も完成はできず,結論を書き始めたあたりで終わってしまいました),無理やり完成させる必要はないと思います。
これもいくつか定型表現を覚えておくと,とりあえず字数が稼げます。
"Nowadays 〜 is a controversial issue that we should 〜"
"The main reason for my preference is that 〜"
"Another reason is that 〜"
"Some people might argue that 〜"
"Considering all of the factors mentioned above, 〜"
posted by シャチ at 10:50 | TOEIC SWテスト 私の対策法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

SWテスト スピーキングの攻略

まず,お恥ずかしながら私の SW テスト結果は,
 スピーキング:150点
 ライティング:180点
 発音・イントネーション:それぞれ Medium
という結果でした。英語のアウトプットがいかに苦手かよくわかる結果です・・・。

あまり準備期間がとれなかったため(基本的に短期間で点数を上げるのは難しいテストです),「これで劇的に点数が上がった!」という勉強法は残念ながらありませんでしたが,続ければ効果が出そうだと感じた学習法や,受験して気づいた,知っておくと役に立つ「かもしれない」コツをご紹介します。

☆公式問題集
初めて受ける人向きです。問題の傾向と,高得点を取るために必要な回答のレベルを知るのに役立ちます。しかし,すでに受験したことがある方は買わなくてよいと思います。問題の数が少ないし,判型がやたらと大きくて持ち運びに激しく不便だからです。

☆オンライン英会話
これを始めてからとりあえず考える時間が減り,スムーズに言葉が出てくるようになりました。慣れは大事なので続ければ効果があると思います。フィリピン人相手のスカイプ英会話なら月30回5,000円,月10回2,700円などとかなりリーズナブルです。発音やイントネーションを矯正してくれるところもあります。

続いて各問題別の対策方法など。

[音読問題]
とにかくいろいろ音読して慣れるしかない気がします。運悪く知らない単語がでてきたら,そこでつっかえないように何て読むか前もって決めておくことと,「A,B abd C」的な並列が文中に含まれていることが多いので,これをきちんと「A(↑),B(↑)and C(↓)」のようなイントネーションで読むことが強いて言えばコツでしょうか。

[写真描写問題]
この問題は地味に苦手です・・・。そこで,私はあらかじめ回答のフォーマットを作っておくことにしました。
@まず写真全体の説明をする(場所,何のシーンか)
 例)"This looks like a picture of 〜."
A主役の人物について描写する
 例)"There is a man standing in front of 〜"
B主役以外の人物,主役の持ち物について描写する
 例)"There is a girl beside the man, and 〜"
Cそれでも時間が余りそうなら・・・人物の気持ちや今後の展開を妄想する
 例)"I think they are enjoying 〜, because ..."
あと,"There is" や "He is" など特定の表現のみを繰り返すのではなく,バリエーションを持たせるのもコツです。

[インタビュー応答問題]
この問題は比較的身近なテーマについて3問質問されます。フリートークの英会話学習が対策として有効だと思います。あとは答えが思いつかないときに瞬時に答えをでっち上げる能力を磨くこと(笑)。私は本番で「中学校時代に好きだった先生は?」(←実際とは少し変えてあります)と聞かれ,当時特に好きな先生がいなかったため誰も思いつかず,"Let me see ..." と言ったまましばし沈黙してしまいました。これは減点の対象になったと思います。

[提示された情報に基づく応答問題]
テスト用紙にイベントのスケジュールなどがあらかじめ書いてあり,その内容について質問されます。音読を除けばいちばん簡単な問題かもしれません。引っかけの質問「○○さんの講演は何時からですか?」(実際には○○さんの講演はない)などに引っかからないように気をつけてください。

[解決策を提案する問題]
これは,リスニング力を問われる問題です。留守番電話に吹き込まれている相談などを聞いて解決策を提案します。この問題があまり聞き取れない人,あるいは聞き取れてもメモができないために最初の方の情報を忘れてしまう人(私です)は,短い英語ニュースなどを聞いて,聞き終わった後に5W1Hを思い出す練習などをするとよいかもしれません。
ささいなことながら意外に重要なのが,留守電を吹き込んできた人の名前。これさえ覚えておけば,とりあえず,"Hello Kate. This is ○○ from ×× company. Thank you for calling." のように提案の口火を切ることができます。
また,提案の表現をいくつか覚えておくと便利です。
例)"How about 〜ing?"
"I recommend you to 〜"
"It might be worth 〜ing"
"I'd like to propose 〜"
"If I were you, I would 〜"

[意見を述べる問題]
これがいちばんの難問です。意見をサポートする理由や例がぱっと思いつく頭の良い人がうらやましいです・・・。とりあえず練習問題を数こなして慣れるしかない気がします。
ちなみに,PREP 法というのがあるらしく,
P: Point(意見)
R: Reason(その理由)
E: Example(意見をサポートする例)
P: Point(再度結論を繰り返す)
という流れで話すと組み立てやすいようです。
posted by シャチ at 09:21 | TOEIC SWテスト 私の対策法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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